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Application Insights のリソースを切り替える(ASP.NET)

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たとえば、同一プロジェクトで Application Insights を展開スロットごとに別々に確認したい場合などにおいて、1つの Application Insights リソースでは混在したテレメトリが表示されてしまいます。

では、複数の Application Insights のリソースを用意した場合、別々のリソースに利用状況を送信するにはどのような方法があるのか調べてみたところ AppSettings に インストルメンテーション キー を保持することで対応出来そうなことが分かりました。
Application Insights support for Multiple Environments, Stamps and App Versions

 

ということで、さっそく実験してみたいと思います。

1.Azure ポータルから、適当に Application Insights を2個ほど作ります。
201508170956

 

2.作成した2つの Application Insights のインストルメンテーション キーを確認しておきます。
201508171005
 
201508171001

 

3.適当なプロジェクトを作って、「Application Insights テレメトリの追加」をおこないます。
201508170950

 

4.ココでは、利用統計情報の送信先に「Test-Staging」という名前の Application Insights を指定します。
201508170958
 
「設定を構成する…」ボタンを押してみると、もうちょっとだけ情報が得られます。
201508170959

 

5.追加ボタンをクリックすると、プロジェクトが Application Insights を利用できるようになります。
201508171000

 

6.ApplicationInsights.config を開いて、「Test-Staging」のインストルメンテーション キーが指定された部分を、削除またはコメントアウトします。
201508171015

 

7.Web.config を開いて、AppSettings に「Test-Production」のインストルメンテーション キーを持った設定を追加します。
「Test-Staging」のインストルメンテーション キーではなく、ココでは「Test-Production」のインストルメンテーション キーを設定します。
201508171006

 

8.Global.asax.cs を開いて、TelemetryConfiguration に対して 先ほど AppSettings に追加した設定をセットするように Application_Start を編集します。
201508171007

 

9.View/Shared/_Layout.cshtml のレイアウトページに script タグを追加します。
201508171018
 
追加しているコードは、[Application Insights]-[クイック スタート]-[Web ページを監視するコードを取得します]から取得できますので、インストルメンテーション キー の部分だけ書き換えます。
201508171156

 

10.あとは何時ものようにデプロイして適当に触っていれば、「Test-Production」の Application Insights にだけテレメトリが表示されるはずです。
201508171134
 
201508171135

 

ということで、プロジェクトの AppSettings にインストルメンテーション キーを持たせることで、Application Insights の利用状況の送信先を変更できることが分かりました。

あとは必要に応じて、Web.config の変換をすることで展開スロットごとにも対応できそうですし、Production だけ Application Insights を利用したい場合にも、Web.config の system.web セクションの httpModules にある ApplicationInsightsWebTracking をコメントアウトすればよさそうです。


コマンドプロンプトのウィンドウを半透明化

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ふと気が付いたら コマンドプロンプトのウィンドウが半透明になってた。
201509261901

気になったので、調べてみたところ Windows 10 でのコマンドプロンプトの新機能のよう。
https://technet.microsoft.com/en-us/library/mt427362.aspx

やりかたは・・・
コマンドプロンプトを起動して、Ctrl + Shift + マウスのスクロールをアップ・ダウン とかで。

PowerShell もだった。
201509261902

使い道は…わかりません。

SQL Server の順位付け関数を確認

ストアドプロシージャの作成日付と更新日付の取得

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ちょっとワケあって、ストアドプロシージャの作成日付と変更日付を取得する必要が出てきたので簡単にメモ。
と言っても、sys.procedures から簡単に参照できるのでメモにもならないけど…。

sys.procedures (Transact-SQL)

 
こんな感じですね。
201511292320

 
というよりも、is_auto_executed なんて初めて知りました。サーバー起動時に自動実行が出来るのか。。。

そして、案の定 もうすでに SE の雑記 さんで書いてありますね。

Max Server Memory の設定を自動実行されるストアドプロシージャで設定

今頃 はじめて Datadog を Azure クラウドサービス にいれてみた

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ちょいとモニタリングツールをあれこれ試してみようかと思い、いろいろザッピングした結果、いまさらながら Datadog を Azure のクラウドサービスに入れてみました。
https://www.datadoghq.com/
201512171749
 
まずは、お試し用に14日間フリーで使えるみたいなのでサクッとサインアップしておきます。 サインアップが済んで、エージェントのダウンロードやらクラウドサービスへスタートアップタスクでの導入方法が表示されます(APIKEY が書かれてます)。 201512171220

が、Azure WindowsへDatadog Agentのインストール で、最新エージェントダウンロードしてインストールするバッチファイルが書かれてますので、これに従って installDatadogAgent.cmd ファイルを作ってプロジェクト内に配置します。

あとは、csdef にスタートアップの記載を追加してデプロイしたあと、適当にゴニョゴニョとサイトにアクセスしておけば、モニタリングが出来るようになります。

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Integrations の機能は、たとえばクラウドサービスでは継続的にデータを収集するには ちょっと考えること部分がありますが なかなか面白そうです。
201512171810

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